どうもカゲロウです。

海外の方たちがweeabooについて語っているのを見かけたので今日は趣向を変えてこちらで英語の勉強をしていきたいと思います。

以前、weeabooについての個人的な見解を記事にしたこともあるので、もしweeabooを知らない方がいたら、こちらもあわせて読んでくれると嬉しいです。

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weeaboo
参照元:https://goo.gl/q6omHX


海外の反応(ブログ主の指摘コメは緑字)

・今日のアニメ文化を語る上で欠かせない単語になりつつある「weeaboo」について、フィルシー・フランクが説明している動画を最近見る機会がありました。それまでこの単語について、内輪ネタとしては使っていましたが本当のところよくわかっていませんでした。ところで、いまだにみんながweeabooを大きな問題であるかのように話しているのが不思議です。それともこの用語を笑いのネタにつかって盛り上がりたいだけなのでしょうか?
現在では、(weeabooを語る時に)この動画はあまり引用されなくなっていることは知っています。

I recently saw this Filthy Frank video about how he talks about “weaboos” being a thing in today’s anime culture, and I didn’t know that much about it; except for the fact that it was just an inside joke that I didn’t get on the Internet. I was wondering do people still talk about weaboos as if they’re still a thing, or is it just something to laugh at and have a drink over.
And yes, Filthy Frank memes haven’t been used that much lately, I see.


inside joke=内輪ネタ
meme(ミーム)とは、インターネットで流行ってるネタぐらいの意味ですね。一応下記参照

ミーム(wiki)
インターネット・ミーム(Internet meme)とはインターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのことである。









・今でも時々、weeabooという単語が話題になるけど、それはほとんどからかい半分で使われている印象がある。
It pops up every now and then but I have the impression it's mostly for shits and giggles now.

pop upの訳についてはこちらを参考にしました。
every now and then=時々 時折
for shits and gigglesの訳についてはこちらを参考にしました。



・まだ多くの人はweeabooたちを見下している。どっぷりハマりこんでいるアニメファンになればなるほど、他のアニメファンが抱きまくらとか二次元の嫁とかに夢中になっているときに、自分もそういう連中と一緒にweeabooと呼ばれていないか自意識過剰気味になっているようだ。
だが普段アニメを見ない人達からすると単純にアニメを見ているというだけでweeb
(weeabooの短縮形)とみなす傾向がある。
People definitely still talk down on weaboos. I think fans who are more deeply into anime have become more self-aware, so as to not be labeled as one, while others are open about it (dakimakuras, waifus, etc.) But for those outside of anime communities, it seems like these days just simply watching anime is enough to make someone a weeb.

talk down=「見下す」 ちなみに上の文章では「talk down on」になっていますが、正式には「talk down to」で「~を見下す」の意味になります。
self-aware=自己を認識する
so as to=そうするために



・要は他人を見下すため/判断するための便利なレッテル貼りができたってだけじゃないのか?テレビゲームが好きなやつはナードと呼ばれるけど、あれは侮辱というよりレッテル貼りだろ。
Isn't it just another label for people to be judgmental/condescending with? It's like being called a nerd for liking video games. It's hardly insulting.

judgmental=判断の 判断に頼る
condescend=見下すような態度をとる
insult=侮辱する

nerd [ナード](世界の英語方言・スラング大辞典)
[名]
1.オタク。根暗な奴。がり勉。



・ところで一体に何について議論したいんだ?weeabooは存在するしたまに見かけることもある。だがなんでもかんでもweeabooにしたがる連中がいるけど、実際にはweeabooの人間なんてほとんどいない。つまり大部分のweeabooというのは、英語こそ最高であり、英語圏出身であり、遺伝的に英語が優れていると思う人たちによって作り出されているに過ぎないんだ。

What is there even to talk about? They exist, they pop up once in a while but overall they're much rarer than people make them out to be, and by "people" I mean imperialistic dub elitists who think everybody is from the Anglosphere and has a genetic preference for English.

直訳するとわけわからなくなりそうなのでかなり意訳しました。ただ意訳してもイマイチなのはこちらの腕の問題なのでそこはすみません

once in a while=たまに
out to be=しきりにしたがる
imperialistic =帝国主義的な
Anglosphere =英語圏の
genetic=遺伝的
preference=優先傾向 好み 選好



・この手の話題はもう散々語りつくしたと思いますよ・・・
Everything has already been said about this topic...


・weeabooは実際、今日においてはかなり定義が明確な用語になっている。その意味は自国の文化をくだらないものとして投げ捨て日本文化を崇拝し、アニメで習った日本語を喋り、日本人に生まれたかったと平然と声高に言ってのける人たちのことです。私が彼ら(彼女ら)に対して思うことだって?ただのアホとしか思いませんね。
しかし、この用語は同時に、その用語の意味もよく知りもしない人たちによって日本の面白いものが好きというだけの人たちをweeabooと呼ぶ使い方もされるようになってしまった。
そういう意味ではこの単語がもはや意味のないものになってしまったという部分はある。私も友達とよく冗談で日本に関するものならなんでもweeabooと呼んだりする。この用語はもはや元の意味よりも水で薄めた形で使われるようになりなんの意味もないものになってしまった。
どうして最近になって
(スレ主が)この動画をみることになったのかはわかりませんが、確かにこの動画で言ってる意味からweeabooは別の意味になりつつある。今はどういう意味で使うのが最新なんだろうか?
Weeaboo is actually a really specific term who refer people who idolise Japanese culture to a point of throwing away their own, attempt to speak Japanese they've learnt from anime and outright say they wished they were Japanese. What I think of them? They are fucked up.
However the term has been used by ignorant people who refer to basically anyone who has any contact with Japanese entertainment as are weeaboo. To a point that the term has become so watered down that it's meaningless.
It's become so meaningless in fact, my friends and I just jokingly refer to everything remotely Japanese as weeaboo.
How have you only recently watched that video? But yeah, people moved on from memes. What's new?

specific=明確な
idolise=idolize=偶像崇拝する
outright=完全な あからさまな
fucked up=ばかな アホな
to a point=ある程度 幾分
move on=進歩する
water down=水薄める



・信じほしいのですが、weeabooという言葉を使う人というのはweeabooそれ自身よりもさらに酷い人たちです。あまり真剣に受け取らないでください。

Believe me , peopel who use the term of weaboo are worse than weaboos themselves , don't take anything seriously


・今年(2017年)になってweeabooは褒め言葉になっていると思いますよ。
I consider weeaboo a compliment in the current year.

the current year=今年
compliment =褒め言葉


・weeabooがまだ用語として使われていると思っているのか?世の中の動きとか全く知らずに暮らしているとかそんな感じ?

Weaboo is still a term? Do people live under a rock or something

まだweeabooという単語はまだちょくちょく見かけるので死語にはなっていないと思うのですがどうなんだろ?
live under a rock=直訳で「岩の下に住む」から「世の中の動きを知らずに暮らす」


・私はweeabooというのは何者かによって作られた存在しない架空の生物だと思ってる。実際には存在しないんだ。私はweeabooもweebもリアルであれネット上であれ一度も使ったことがない。一方で、他の人は日本に関するものならなんにでもこの単語を使いたがる。いい加減嫌気がさす。
I believe weeaboos to be fictional creatures created by someone. They don't exist.
I don't really use the term 'weeaboo' or 'weeb' at all, in real life or even on the internet. And people who do use it at anything that is Japan-related, I cringe at them.

creature=生き物 動物 人間
cringeの訳についてはこちらを参考にしました。



・weeabooなんてのはただのミームだ。フィルシー・フランクのあれはただの風刺である。彼自身も日本人とのハーフなんだ。だから心配するな。weeabooという用語に意味はない。無意味なゴミの寄せ集めであるurban dictionaryなんか信じないでください。
It's just a meme dude. FF is completely satirical and is half-Japanese himself, don't worry about it. The term "weeaboo" is nothing, its completely meaningless urban dictionary trash.

日本語の発音が綺麗だと思ったらハーフだったんですね。

urban dictionary(wiki)
Urban Dictionaryは、1999年に当時大学新入生Aaron PeckhamがDictionary.comやVocabulary.comのパロディサイトとして開設したの俗語や慣用句のクラウドソーシングオンライン辞書サイトである。
最新のスラングなど日本語の解説がないときはお世話になってます(笑)。


・「weeaboo」には様々な定義があります。
1.ワパニーズ(wapanese)の代用品として出てきた言葉としての意味。ワパニーズ(wapanese)とは西洋(western)や白人(white)とJapaneseを組み合わせた造語で、日本のものが異常に好き、とりわけそのポップカルチャーが好きな人たちのことをいう。
2.上で述べたweeabooの定義を超えた意味としても使われるようになっている。日本のものが好きを超えて異常な執着を見せたり、日本のものは世界で一番素晴らしいものと考えたりする人たちのことをいう。そういう人たちは非日本人同士で会話している時にも前後の会話の流れを無視していきなり日本語を使ってきたりする。
3.使用勝手のよい悪口として使われることもある。真剣な場面で使われるのと同じくらい冗談で使われることも多い。日本のポップカルチャー、とりわけアニメ、漫画、ゲームが好きな人間に対して使われる。
(さらに言わせてもらえば、フィルシー・フランクの言うことなんていちいち気にしてもしょうがない)
The various definitions of "weeaboo":
1. substitute for "wapanese", meaning a western and/or white-skinned person who has an unusual liking of Japanese things, especially Japanese pop culture.
2. extension to the above definition, but changing liking to "unhealthy obsession" and/or "considers Japanese stuff to be superior", characterized by injecting their pet interest into contexts where it's inappropriate (e.g. gratuitous use of Japanese among non-Japanese speakers).
3. general-purpose insult, used in jest (even for self-identification) about as often as used seriously, to refer to anyone with an interest in Japanese pop culture, especially anime and/or manga and/or Japanese videogames.
(also why does anyone care about filthy frank)


substitute=代用品 代替品
context=文中の前後関係
inappropriate=不適当 不適切な
e.g.=(ラテン語)exempli gratiaの略であり、例えば 例を挙げると
gratuitous=余計な
general purpose=用途の広い 多目的の
in jest=冗談で 面白半分で



・アニメを字幕でしか見ない私のような人に対してweeabooと呼ぶ人たちがいます。どうしてそんな考えになる?私は自国と日本が戦争になったら自国を守るために戦うつもりです。この単語は、その意味もよく理解できないような連中によって無駄に消費されている。吹き替え版を酷評したらそれだけでいきなりweeb扱いされる。だがそんなレッテルを貼られたからって気にしてもしょうがない。私はこれからも自分がしたいようにしていくつもりだ。しかし何気ない会話でいきなり日本語を入れてくるやつがいるけどそういうのは自分もweeb認定している。

People like to call everyone that only watches subs like me weebo. How the hell is that work anyway? I am sure if Japan and my country was in a war, I will defend my country. The term has been thrown around by people that don't even understand its meaning. Critique a bad dub, suddenly become weeb. But who care about them, I will continue to do what I like. Those that insert random Japanese words into a normal conversation are what I called weebs.

throw around=振り回す
Critique=(フランス語)批評 論評



・でも、アニメを崇拝している人というのは実際本当に見るに堪えない、恥ずかしい人たちだと認めなくてはいけない。つまり、私自身アニメは大好きだけど、weeabooという単語が出て来る前に、たくさんのweeabooと呼ばれるような人たちに会ってきたが本当に見るに堪えないものがあった。
But you have to admit, people who idolize anime can be really cringy and embarrassing. I mean I love anime, but I've met so many people like this even before weaboo was a term and I could not stop myself from cringing.


・私は以下のことが数年以内に起こるのではと予測しています。
A:日本文化について話す。
B:「このweeaboo野郎が」
日本にわずかでも興味のある人間をweeabooと呼ぶのをやめる日がいつになるのか真剣に考えている。

I predict this in a few years:
A: Talks about japanese culture
B: 'Fucking weaboo'
i swear to god when will people stop calling those even remotely interested in japan weebs.

swear to god=本来はそのまま「神に誓って」の意味なのですが、それではどうしても意味が通らないため、こちらの訳を参考にしました。






おわりに


軽い気持ちで翻訳始めたけど予想以上に難しくて時間がかかってしまった・・・
いったん手を付けたもののその後挫折して載せなかった文章とかもあるのでこの内容以上に時間がかかってます(笑)。

個人的には洋画を観る時、字幕読むのがめんどいのでかならず吹き替え版で観ますが、いちいち吹き替え版じゃ駄目だ字幕じゃないとみたいなこと言う人って確かに鬱陶しいんですよね。
特に海外のアニメファンの場合、吹き替え版批判が強くて吹き替え版楽しんでる人にとってはムカつくんだろうなって気持ちはわかります(勝手な体感でいうと日本の10倍から20倍ぐらい)

個人的なことをいえば、涼宮ハルヒの憂鬱やらき☆すたあたりから英語吹き替え版はかなりクオリティが高いと思っているので別に日本のほうが優れていると思わないのですが。確かに井口裕香さんとか釘宮理恵さんぐらいの独特のアニメ声を出している吹き替え版というのは見たことがないので、そういう点も考慮するとまだ日本に一日の長があるのかもしれませんが。